Diary
05年01月27日 それは最後のイタズラ
昨日の今日ですが、やはり、日をおくわけにはいかないことだからな。
起床、しかし行動不能。
銀行でお金をおろさなければ、3000円しか持っていない。
香典、K氏に借りたスーツ代、交通費…
銀行が開いたらすぐさま金を下ろしに行き、すぐさま家を出る。
車は再びスターレット、ようやくやって来た。
ジャスコに寄ってスーツを受け取り、10時半に研究室到着。
直後、予稿の印刷、昨日買ったステーキ肉の処理、クッシーに頼まれた用事、
そして研究室とは別口に我が家から出す香典の記名…
これら全てを12時半までにこなさなければならない。
何故なら家に帰らなくてはならないから。
車を学校において行動すると拘束されるので、一旦家に帰るのだ。
…本当は11時半くらいに全部終わる予定だったのだが、苦戦する。
予稿がうまく印刷できない。
これだから不安定なネットワークで使うネットワークプリンタは困るのだ。
仕方ないのでパソコンとディスプレイをレーザープリンタのある部屋まで運んで
直ツナギして印刷。
俺のノートパソコンはディスプレイが無いから、デスクトップ用のを動かさなきゃダメなのだ。
液晶ディスプレイがあるってのに、
14インチCRTモニタを一生懸命運ぼうとしたのはナイショだ。
で、トンボ帰り。
斎場へ赴く。
式の間は色々なことが頭の中をぐるぐると回ってた。
先生「キリスト教式の葬式なんて、メッタに体験できるもんじゃないから…
まぁ、良かったと思ってくれよ。」
この言葉を思い出す。先生のお父様が亡くなられたときに、言われた言葉。
本当に、滅多に体験なんてしたくなかったのに。
式が終わると、先生の顔を見た。
思ったよりは泣かなかった。
むしろ式の間、ろうそくの火を見つめながら泣いてたわけで、少しスッとしていた。
先生の顔は、少し笑っているような顔だった。
最後は、研究室OBと、親しい研究室のOB等が集まって斎場に用意された食事を採る。
みんな懐かしそうに話していたので、それだけは、良かったと思う。
俺「先生も、タイミング悪いよなぁ…
そういや、そういう人だったよ先生は。」
クッシー「どういう意味でスカ?」
俺「あー、人が大事な仕事してるときにカギって邪魔してくる人だった。」
クッシー「うわー…」
俺「最後のイタズラだよなぁ、最悪のタイミングで… 邪魔してきた。」
クッシー「…こうやって笑っててもらった方が、先生も喜んでくれるんじゃないすかねー。」
俺「そうだなぁー… 懐かしいよな、ホラ、卒論のときとか先生によく邪魔されたじゃん。」
やーさん「あ? あー、あーそんなこともあったな。」
俺「『マスターは邪魔しても話しながら書き上げちゃうから面白くない』って言って、
お前ばっかり構ってたよな。」
やーさん「あー、お前が主な相手役だったからなー。」
そう、先生の妨害には慣れていたので。(´Д`;
31日には卒研発表会…
26日から作業を開始していた学部連中は、大幅な予定の変更で
発表練習などあまりしておりません。
本当はもっと時間を取りたかったんだけど…
そして修士論文の書き上げ…
まぁ、これはあと2%やし… 28・29日でなんとか…
さぁ、見せてやれ、4ヶ月先生がいなくても他のヤツらより気合入った発表が出来るって。
手をこまねいていたワケじゃねぇってところを。
ところでY先輩、
『1年後にマスターが召集してくれるからまた会う機会あるよ。』
なんて、軽く言わないで。(´Д`;社会人集めるの大変